入れ歯とは、歯を失ってしまった部分を補う義歯です。
現在入れ歯を使用されている方、その入れ歯に不満はありませんか?
「痛み」や「違和感」を我慢しての使用は、より状態を悪化させるだけでなく全身の健康に悪影響を及ぼす危険性があります。
どんなに精密にできていても、お口にとって「異物」であることに変わりはなく、慣れるまで多少の違和感を抱くのは仕方がないことですが、なかなか馴染まない場合や痛みを感じる場合は入れ歯がご自身に合っていない可能性があります。
調整または新調することで使い心地を改善しましょう。
入れ歯とは、プラスチックの床(ピンク色の部分)に陶材やプラスチック製の人工歯を並べたもので、全ての歯を失ってしまった場合の「総入れ歯」、局所的に失った歯を補う「部分入れ歯」に分けられます。
「噛む」という行為は脳に刺激を与え、運動能力や記憶力などのさまざまな働きを活性化させることにつながります。
よく噛める方はまったく噛めない方に比べ認知症の発症率が低いこともわかっていますが、見方を変えれば、しっかりと噛めるように治療をすれば認知症が改善されるということです。
ご自分の歯が残っているに越したことはありませんが、歯を失ってしまった方でもきちんと合った入れ歯を使用していれば認知症の予防に効果的であるといえます。
全体の歯で噛むということはとても大切です。
合わない入れ歯を使用していると、自然と痛くない方で噛むようになるなど周りの歯に負担をかけることが日常化します。
その結果、せっかく残っているご自分の歯の寿命を縮めることなるのです。
また、噛む力がきちんと伝わらないことで顎の骨が退化する危険性もあります。
将来失う歯の数を減らすためにも、入れ歯はきちんとご自分に合ったものを使いましょう。
咬み合わせが合わない入れ歯は顎の筋肉に余計な力をかけ、顔が歪む原因となります。
顔の歪みは身体の歪みに直結しているため、やがて頭痛やめまい、肩こりや腰痛など全身の不調を招くのです。
また、入れ歯によってお口の粘膜を傷つけ続けていると潰瘍を形成したり、さらには口腔癌などを発症するリスクもあります。
「噛めないわけではないからいいや」と合わない入れ歯を我慢して使用することも、合わないからと言って歯のない部分に何も入れずに放置することも、健康に良くないのです。
入れ歯によるストレスを我慢することは生活の質を下げることにもつながります。
三鷹グリーン歯科では、しっかりと調整を行うことで、その方のお口に合ったオーダーメイドの入れ歯をお作りいたしております。
使い心地の良い入れ歯を使用することで、心と身体の健康のために「噛むこと」がいかに大切であるかを実感していただけたらと思います。
患者様のさまざまな要望に合わせた特殊義歯も扱っておりますので、ぜひご相談ください。